米坂線不通区間に取り残されたキハ110形の今！

鷲澤拓弥（新潟県）

雪の中から、キハ110形が現れる…。

‘23.3.27　米坂線 羽前沼沢～手ノ子

　2022年8月、新潟県・福島県を襲った大雨（線状降水帯）により、米坂線 坂町～今泉間は現在も運転を見合わせている。代行バスによる運転がされているが、未だ復旧の見通しが立っていない。

　坂町～越後大島間の土砂崩れを始め、各区間で線路陥没・倒木など被害が広範囲となっいる。羽前沼沢駅で留置されていたキハ110-216・キハ110-212は手ノ子寄りに車両を移動し、キハ110-216は12月に陸送で新津運輸区に運ばれた。

　しかし、残されたキハ110-212は現地に置かれたまま、冬を越した。2023年3月27日現在、車両の搬出はされておらず、今後の動向に注目だ。

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P：鷲澤拓弥