小原正裕(兵庫県)
京都方先頭の8404。
こちらは大阪方先頭の7300系7326。
‘23.3.7 阪急電鉄京都本線 大阪梅田駅にて
3月7日、阪急8300系の8304F 6連と7300系7326F 2連の併結8連が、準特急京都河原町行きの運用に入った。
準特急は9300系の運用が多く、一部に3扉オールロングシートの8連が運用されるが、特徴的なこの編成の運用は珍しいものと思われる。
8300系8304Fは当初8連で登場したが、現在はT車2両を8315Fに組み込み6連である。8連運用時は7326F 2連を大阪方に併結して運用される。8304Fは先頭車のスタイルが変更され、正面の車番が電照式となった。冷房装置は新形に交換されたがVVVF制御装置はGTO素子の原形のままである。
一方、大阪方先頭の7300系7326は、中間に入る7456と2連を組むが7456が定期運用で先頭に立つことはない。本線運用時は8304F 6連を併結する。7326F 2連はアルミ車である。冷房装置が新形に交換され、自動放送装置(8304F 6連にも取り付け)の設置なども行われているが、非リニューアル車であり、車内もほとんど原形で、制御装置も界磁チョッパ制御のままである。
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