植松 繁(香川県)
かつてここ標茶から根室標津まで鉄路が敷かれていたことを想起させる木碑。
100年も前のレールがつい20年ほど前まで使われていたのにも驚く。
‘23.2.18 釧網本線 標茶(2点共)
「SL冬の湿原号」が折り返す駅、標茶は今でこそ釧網本線の中間駅だが、ここから根室標津に向けて標津線が分岐する拠点駅でもあった。廃止からはや30年以上が経つが、ホームには木碑が建てられており、昔を偲ぶことができる。
また、駅舎側ホームには、かつて釧網本線に敷設されていた「一世紀前のレール」も展示されており、かつて北の台地を開墾しようと多くの人々の活気が漲っていたことがわかる。鉄道遺構や展示物をながめながら、かつての人々の暮らしや思いを想起するのもまた楽しい。
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P:植松 繁
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