竹村信雄(東京都)
西日を受けて側面をギラりと輝かせるC58 363。JNRマークも引き立っている。
‘22.11.27 秩父鉄道秩父本線 明戸~大麻生(今日の一枚より)
ホワイトランボード、JNR後藤工デフ。黒煙をたなびかせ走り抜けた。
‘22.11.27 秩父鉄道秩父本線 大麻生~明戸 P:長島信幸(今日の一枚より)
2022年11月25~27日、秩父鉄道では「SLパレオエクスプレス」の牽引機・C58 363に対して、後藤工場型デフ(JNRマーク付き)、形式なしナンバープレート装着、ランボード白線入りという装飾を加えて運転した。
このデフは2013年に初製作されたもので、形態としてはかつて後藤工場で1957年に改造されたC58 385用の切取り式デフを再現したもの。モデルとなったデフは後年にC58 33へと移植され、折からのSLブームにあやかり「JNR」マークを装飾として加えるに至った。秩父鉄道ではこのデフについてJNRマーク入り・無しの両方の状態で走行させた実績があるが、JNRマーク入り・ランボード白線入りという仕様は晩年の33号機を彷彿とさせるものだったと言える。(編集部・記)
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◆【秩父鉄道】「新デフ&形式なしナンバープレート(黒)」運転
P:原田敬司
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