渡邉邦治(大分県)
人跡まばらな大分・宮崎県境付近を行く713系Lk4編成。
‘22.11.26 日豊本線 川原木信号場~重岡(今日の一枚より)
JR九州オリジナルツアーで、713系サンシャイン塗装Lk4編成(鹿児島車両センター所属)が「日豊本線秘境駅号」として、大分~宮崎間を団体扱いで走った。日豊本線佐伯~延岡間、普通列車が1日に1.5往復しか走らない上岡~北延岡間の各駅に停車しながら各秘境駅を堪能するという野趣溢れるツアーであった。
この区間では普段見られない713系が走るとあって、沿線の撮影地は多くのレイル・ファンで賑わっていた。
【編集部追記】国鉄末期の1983年に製造された713系交流電車は、サイリスタ位相制御方式を持ち、国鉄電車としては初の交流回生ブレーキを採用した。当初は試作車という位置づけで900番代が2連4編成登場したが、結局量産車は登場せず、2008年以降、制御装置の更新によって0番代に改番。普段は宮崎空港線をはじめとする宮崎県内電化区間で運用されている。
■関連記事
◆713系Lk4編成小倉出場
P:髙木喜一
事業者別
月別アーカイブ