服部ひろみ（京都府）
サプライズで急行「安芸」のヘッドマークが取り付けられたC59 164。
‘22.10.29 京都府京都市 京都鉄道博物館
久々に陽の下に現れたC51 239、お召装飾が輝かしい。
SL頭出し展示中の扇形車庫は庫内の明かりが減光され、現役の機関区の夜を思わせる光景となった。
‘22.10.30 京都府京都市 京都鉄道博物館（2点共）
京都鉄道博物館では、梅小路蒸気機関車館開館50年記念イベントの静態保存機の転車台展示で、10月29日にC59 164が転車台に登場。サプライズで急行「安芸」のヘッドマークが掲出された。
最終日10月30日は、お召機の装飾が施されているC51 239が登場した。いずれの機関車も扇形車庫内で展示されており、日の下で見られるのは久しぶりとなった。
10月28～30日には、鉄道開業150年の最後のイベントとして「ナイトミュージアム」も行われた。扇形車庫エリアのナイトミュージアムは今までと異なり有料で開催された。SL頭出し展示中の扇形車庫では、1～20番の前を立ち入り不可とし、人が入らない状態での撮影が可能とされた。扇形車庫内の明かりは半減されていて、現役の機関区を思わせる様相だった。
なお、扇形車庫の頭出し展示は10月30日で終了。鉄道開業50年記念イベントとしては、「SLスチーム号」への記念ヘッドマーク掲出のみが12月29日まで継続される。
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