185系

鉄道投稿情報局

8連中、1両だけが鋼製車! 阪急6000系6000×8R編成が冷房装置を取替え、側面窓上に車番を表示

大手私鉄 2022.10.11

小原正裕(兵庫県)

クーラーが取り替えられた6000系トップナンバーの6000×8R編成。

6000×8R編成に取り付けられた側面窓上の車番。

‘22.10.6 阪急電鉄宝塚本線 大阪梅田(2点共)

  阪急6000系の6000×8R編成は、宝塚方から2両目の6614号が鋼製車である以外は、写真の大阪方先頭の6000号を含め、7両が阪急初のアルミ車である。この編成は車体更新を受けて、かつ以前に冷房装置が取替えられていた6614号以外はかなり原形を維持していたが、近年、冷房装置の取替え、側面窓上に車番表示(6614号も含む)、自動放送装置の設置などなどが行われ、やや変化が生じた。

 ただ、車内は木目化粧板の取替えや冷風吹き出し口をラインフロー式とし、補助送風機スイープファンを設置して更新された6614号を除き、アルミ車の7両はほとんど原形のままで、車内の木目化粧板も原形に近く、冷風吹き出し口は原形のスポット式のままである。車齢が45年から46年で、5100系に次いで宝塚線では古参となった当編成だが、現在も宝塚線の主力であり、しばらくは活躍が続くものと思われる。

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P:小原正裕

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