185系

鉄道投稿情報局

阪急6000系最古参編成6001×4R、車齢46年目も伊丹線で現役続行!

大手私鉄 2022.07.26

小原正裕(兵庫県)

▲阪急の中では新しい方の電車というイメージだった6000系も、登場からは早46年(!)。

‘22.7.20 阪急電鉄伊丹線 塚口

 阪急6000系の6001×4R編成は、デビュー46年目の2022年も伊丹線で現役続行中である。写真の塚口方先頭のMc車6001号は6000系の最初の落成車で、トップナンバーである6000号(アルミ車)より編成としては1年早く1976年に登場した鋼製車である。長年宝塚線から転属せず8連で活躍したが2020年に4連化され、初めて神戸線所属となり伊丹線運用となった。

 伊丹方先頭のTc車6151号は元M’c車6101号で、改番の上でTc車化。中間T車6691号も元M車6601号で、改番の上でT車化されている。中間M車6501号とMc車6001号は改番・改造を受けていない。これは他の伊丹線の6000系も同様である。

 この編成は宝塚線時代に車体更新されたが、車内は木目化粧板の取替などが行われている程度で冷房吹き出し口は原形のスポット式のままである。冷房装置の更新も宝塚線時代に行われたが、補助送風機は未設置となっている。

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