小原正裕(兵庫県)
リニューアルによって、特徴であった一部クロスシートが失われてしまった8006×8R。
‘22.7.20 阪急電鉄宝塚本線 池田
阪急8000系の8006×8R編成がリニューアル工事を受け、宝塚線での営業に復帰している。車内は宝塚方先頭の8106(写真参照)と中間車8506が一部転換クロスシートからオールロングシート化され、8両全車がオールロングシートとなった。また木目化粧板の取り替え、ロングシートに中仕切りを設置、一部側扉上に大形の液晶モニタを設置した。側窓は日除けが鎧戸からカーテンに変更されたが、パワーウィンドウは存置されている。
外観では、冷房装置の新型への更新、側窓上に車番の追加貼付、前面の車番の移設、種別、行先表示を表示幕からLED式への変更などが行われている。下回りはIGBT素子のVVVF制御装置に機器更新された。これで宝塚線系統の8000系は、8連のVVVF制御装置の機器更新が完了し、原形のGTO素子のタイプは増結用が多い2連のみとなった。
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