IRいしかわ鉄道、3年ぶりの臨時列車「百万石まつり号」運転

宮島昌之（石川県）

堂々たるヘッドマークを掲げ「金沢百万石まつり」観覧客の輸送を担う。

‘22.6.4　 IRいしかわ鉄道 東金沢

　2022年6月4日、石川県金沢市内中心部で開催された「第71回 金沢百万石まつり」のメインイベント「百万石行列」の開催に合わせ、IRいしかわ鉄道では臨時列車「百万石まつり号」を運転した。

　列車は往路（津幡～金沢間）が2本、復路（金沢～津幡間）が1本運転され、別途津幡への往路送り込みや復路運転後の返却など、それぞれの回送列車も運転された。車両は521系3次車のIR05編成（加賀五彩のアクセントカラー「赤／臙脂」）が使用され、オリジナルのヘッドマークも掲出された。

　「金沢百万石まつり」は例年6月の第1土曜日を中心に3日間開催されるが、新型コロナ感染拡大の影響で2020・21年は中止となり今年は3年ぶりの開催だった。そのため、この臨時列車「百万石まつり号」も3年ぶりの運転となった。