鉄道投稿情報局

城端駅の北東側に残る転車台の遺構

JR西日本 2022.05.09

宮島昌之(石川県)

城端駅の北東側に残る転車台の遺構。

転車台遺構の全体像。

2022年3月に製作された転車台の案内板。奥に見えるのが転車台の遺構だ。

‘22.5.7 城端線 城端(3点共)

 城端(じょうはな)線の城端駅では、かつて蒸気機関車の向きを変えるため使用されていた転車台の遺構(石垣)が現存し、見学も可能である。2022年3月には新たに「転車台のあらまし」を解説した案内板が製作され、駅前の路線バス停留所横に掲示されるようになった。

 城端駅の転車台は1900年初頭から1969年まで使用され、その後は土砂で埋められていたという。地元報道によると、地域の活性化を進める有志団体が「終着駅のシンボルとして転車台の遺構を観光資源に活用できないか?」と検討を進め、2020年の夏に土砂の中から遺構を掘り起こし、丸く形作る石垣や金属部材の一部が再び姿を現した。

 かたわらの高台からは、転車台の全体像が一望できる。また、転車台の中を花壇に見立て、キバナコスモスの種を蒔いて夏から秋にかけて華麗な花を咲かせている。

 今春に掲示された案内板には、駅前から転車台へ行くための経路(徒歩)も併記されているので、観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の乗車などで城端駅へ訪れた際には、ぜひ見学してみてはいかがだろうか。なお、経路の一部は土壌の上を歩くことになるが、大まかな草刈りがされているものの歩きやすい履物や服装で訪れることをお勧めする。

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