小原正裕(兵庫県)
原形に近い8000系8005×8R編成。
‘22.4.27 阪急電鉄宝塚本線 池田
阪急8000系は近年、リニューアル工事、または冷房装置の新形への取り替えが進み、原形に近いスタイルで運用されているのは少なくなっている。そんな中、宝塚線所属の8005×8R編成はVVVF制御装置は1000系と同タイプのものに機器更新されているが、車体外観は先頭車のLED前照灯を除けば比較的原形に近い。冷房装置も原形のままで、車内は写真の8105号と2両目の8505号は一部転換式を配置したセミクロスシートのままである。
6両のオールロングシート車を含め、車内はデビュー当時の原形に近い。ちなみにこの編成は能勢電鉄直通の特急「日生エクスプレス」の運用に対応しており、先頭車の運転室屋上にアンテナが並列で2本並んでいる。宝塚線所属の8000系では8007×8R編成がリニューアル工事を受けており、この8005×8R編成も今後の動向が注目される。
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