185系

鉄道投稿情報局

W7系W17編成の7~12号車が金沢港に陸揚げ

JR西日本 2022.04.26

宮島昌之(石川県)

最初に船倉から吊り上げられたのはW715-517(11号車グリーン車)であった。

背面の所属標記および検査標記。「川崎重工」から「K Kawasaki」に変化している。

‘22.4.24 石川県金沢市 金沢港クルーズターミナル「ひゃくまんごくマリンテラス」(一般駐車場より撮影)2点共

 北陸新幹線向けJR西日本のW7系W17編成が川崎車両兵庫工場で製造され、7~12号車(グランクラス)の6両が海路を使って貨物船3隻(1隻に2両ずつ)で神戸港から金沢港へ輸送、2022年4月24日に陸揚げが行われた。

 6両は今後所属基地の白山総合車両所へ向け順次陸送するものとみられる。

 今回製造されたW17編成は、2024年春(2023年度末)に予定される敦賀延伸開業に伴って増備される編成のひとつで、既報の日立製作所笠戸事業所製のW14編成に続く2本目、2022年度に入ってからは最初の増備となった。

 また川崎重工業株式会社の子会社として川崎車両株式会社が設立されてから、W7系では最初の車両の納入を迎えた。

 なお、間のW15編成とW16編成が未だ姿を見せていないが、どのメーカーが手掛けているのか、今後注目したい。

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