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鉄道投稿情報局

「雪月花」と「一万三千尺物語」が初の相互乗り入れ

その他私鉄 2022.03.26

宮島昌之(石川県)

滑川駅に姿を見せた「雪月花」。あいの風とやま鉄道への本格的な乗り入れが実現した。

‘22.3.25 あいの風とやま鉄道 滑川

 「雪月花」と「一万三千尺物語」の並列停車が市振駅と黒部駅で行われた。

‘22.3.25 あいの風とやま鉄道 黒部

相手の観光列車からお土産受け渡し式。自ら接客で乗務していた、えちごトキめき鉄道株式会社の鳥塚社長の姿も。

‘22.3.25 あいの風とやま鉄道 黒部

 2022年3月21日および25日、えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の共同企画として、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」と「一万三千尺物語」が初めて相互乗り入れを実施した。当初2021年8月に実施する計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になったため、振り替えの形で今回改めて企画されたもの。

 「えちごトキめきリゾート雪月花」は『越後・越中紀行』と題し直江津~滑川(折り返し)~魚津間を1往復(往路『たてやまコース』、復路『ひすいコース』)、「一万三千尺物語」は『日本海浪漫紀行』と題し富山~糸魚川間を1往復、それぞれ運転した。各コースの途中、往路は市振駅、復路は黒部駅で両列車がホームを挟み並列停車を行い、利用客相互の交流も生まれた。

 過去には、えちごトキめき鉄道の開業準備で新たに導入するET122形0番代(一般車)の試運転を、2014年冬頃から当時JR西日本の北陸本線で行い滑川駅まで走行した実績があるが、今回は「えちごトキめきリゾート雪月花」のET122形1000番代が同じ滑川駅に姿を見せたことになる。なお、直近ではあいの風とやま鉄道の泊駅で、両列車の縦列停車が実現している。

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