植松 繁(香川県)
塗り直されて鮮やかな青色が蘇った2両の24系25形寝台車。
‘22.1.15 香川県観音寺市 四国ケーブル雲辺寺ロープウェー駐車場
2021年4月、クラウドファンディング(CF)によって九州阿久根市から陸路搬送され、香川県観音寺市にある四国霊場第六十六番札所雲辺寺(うんぺんじ)の麓に運び込まれた24系25形客車2両(オハネフ25 206、オハネフ25 2209デュエット)の修復が進んでいる。車体の塗装、窓ガラスの入れ替え、そして、電気回路の修理が一段落し、2022年1月15日にはCF協力者への返礼の一環として撮影会が行われた。
日が暮れて辺りが暗くなり、室内灯や尾灯が灯された青い車体は往年の姿を彷彿させ、懐かしさとまた乗ってみたいという気持ちがわいてきた。今後、「四国遍路の駅オハネフの宿」のオープンに向けて、車体を雨風から守る屋根やスムーズな乗降のためのプラットホームを設置する予定だ。
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