185系

鉄道投稿情報局

活躍が続く「アイランドエクスプレス2」塗色のキハ185系

JR四国 2021.12.29

植松 繁(香川県)

元「アイランドエクスプレス2」伴走車の2両が連結された特急「剣山」。

‘21.12.29 徳島線 阿波加茂~辻

 2021年12月29日、JR四国の徳島線特急「剣山」1・4号に元「アイランドエクスプレス2」伴走車であるキハ185-11+キハ185-12が充当された。この2両は、高松運転所所属の他のキハ185形と共通運用されているので、両車が連結されて運用されるのは珍しい。

 「アイランドエクスプレス2」の中間車キハ186形2両のうち最後まで残されていたキロ186-8は「伊予灘ものがたり(二代目)」への改造に供されており、側面車端部寄りにアイランドエクスプレス塗色がラッピングされているキハ185-11・12の今後の去就が注目される。

編集部追記】「アイランドエクスプレス2」は、初代の「アイランドエクスプレス」(50系客車改造)の後を継いだ団体臨時列車用気動車で、4両編成のうち営業に供されるのは中間車キロ186形(キロハ186形改造)のみ。ただし当形式は運転台を持たないため、前後に専用のキハ185形(特に改造はなく、側面車端寄りにキロ186形に連続するような絵柄がラッピングされたのみ)を連結していた。中間車2両のうちキロ186-4は「四国まんなか千年ものがたり」に再改造され離脱。残されたキロ186-8も前述の通り「伊予灘ものがたり(二代目)」に改造中であり、「アイランドエクスプレス2」としての運用は2020年3月で事実上終了していた。

註)「アイランドエクスプレス2」の「2」は本来はローマ数字。

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