大谷真弘(静岡県)
師走の年の瀬、冬空のもとを博多目指して下り線を検測するT4編成。
‘21.12.24 東海道新幹線 静岡~掛川
2021年12月24日、新幹線923形電気・軌道総合試験車「ドクターイエロー」が、本年最後の東京~博多間下り線を、のぞみ検測で走行した。検測を担当したのは、JR東海東京交番検査車両所所属の「T4編成」7両。上り線は翌25日の予定だ。
【編集部追記】923形は東海道・山陽新幹線で電気および軌道関係の総合的な検測を行う試験車で、黄色い車体から「ドクターイエロー」との愛称を持つ。700系ベースの車体と走行装置を持ち、JR東海所属の0番代T4編成1本、JR西日本所属の3000番代T5編成1本の計2本が活躍中。「のぞみ」と同じダイヤでの「のぞみ検測」と、各駅に停車して待避線などを検測する「こだま検測」の2パターンで運用されている。
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