篠原 敦(山梨県)
修復のための足場が組まれ、こんなに近くで車体に接することになる。
塗膜は白茶け、各所に錆が露出している。劣化した塗膜を剥離し、錆びを落とすケレン作業を参加者が体験した。
‘21.12.11 山梨県甲州市 勝沼ぶどう郷駅前公園(2点とも)
2021年12月11日、EF64唯一の保存車両である18号機の車体を現役時代の姿に蘇らせるため、クラウドファンディングを利用した「ふるさと納税」の寄付者限定のプチ修復作業体験会があった。来年の春は、同機と満開の甚六桜とのコラボが見られそうだ。
【編集部追記】EF64 18は1966年に東芝府中工場にて落成。新製配置は甲府機関区で、その後も中央本線筋で活躍。1987年の民営化ではJR貨物篠ノ井機関区所属となり、2005年まで貨物列車の牽引に当たった。廃車翌年となる2006年、当公園の整備に合わせて展示開始となり、桜の名所である勝沼ぶどう郷駅のシンボルとして大切にされている。
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