笹田昌宏(滋賀県)
タッグローダーは電車からよく見える位置に展示され、上屋も設置された。
‘20.5.31 近江鉄道本線 日野
5月31日、近江鉄道日野駅に日野駅鉄道ミュージアム・鉄道資料展示室がオープンし、同日より車両移動機「タッグローダー」の公開が開始された。当初、公開は今秋からを予定していたが、大幅に早まったことになる。
タッグローダーは構内の貨車入換などに使われ、貨物営業の廃止以降は長らく使われていないかったが、外観の徹底した修繕が行われた。展示室内ではタブレット閉塞器や駅で使われた備品類も展示されている。
なお、タッグローダー本体については、RM439号内拙稿『日本の保存車巡り』第11回にて取り上げているので、興味のある方はご参照願いたい。