瀧井翔一(東京都)
ラッピングはそのままで検査を実施、その後「NO END 東横渋谷ターミナル」のヘッドマークを装着した。
‘20.3.9 東急電鉄東横線 綱島
デザインは前後一緒で、青ガエルの愛称で親しまれた旧5000系に東急百貨店東横店を描いたもの。
‘20.3.9 東急電鉄東横線 綱島
東急グループの東急電鉄株式会社では、2020年3月31日に東急百貨店東横店が渋谷駅周辺の再開発事業進捗に伴い、地下1階の食品売場を除いて完全に閉店、85年の歴史に幕を閉じることから、株式会社東急百貨店・東急株式会社らと「NO END 東横渋谷ターミナル実行委員会」を結成した。
このプロモーション企画の一環として、元住吉検車区所属の5000系5122編成(旧5000系ラッピング)の両先頭車に、「NO END 東横渋谷ターミナル」の特製ヘッドマークを装着、3月6日から同編成の営業運転復帰と合わせる形で走行開始した。車内のポスターは、「東横渋谷ターミナル」の変遷を振り返る他、TOQビジョンにかつての東急百貨店のCMを流している。
運行初日は午前中の東横線内運用のみで完結し、7日・8日は元住吉検車区で予備となっていたが、9日は終日運用に入り、東京メトロ副都心線和光市駅へ入線、さらに夜は西武池袋線清瀬駅まで入線し、注目を集めた。なお、西武線アプリには、同編成が西武線内を走行する際に、引き続き旧5000系の専用アイコンを表示している。
なおヘッドマークの装着期間は、東急百貨店東横店の完全閉店日と同じ2020年3月31日まで。