瀧井翔一(東京都)
小田原へ向けて複々線区間を快走する3000形3084編成が、急行新宿行きの8055編成+3253編成とすれ違う。
‘20.1.13 小田急電鉄小田原線 喜多見
小田急電鉄では、3000形8両編成の中間車2両を連結して10両編成に増強する組成変更を実施しているが、このほど海老名検車区において3000形3662編成の中間車2両を2・3号車へ挿入し、10両編成に変更した3084編成が登場した。2019年12月18日~20日にかけて、性能確認の試運転を海老名~小田原駅間で実施し、12月27日から営業運転に投入された。なお車両番号の改番は行われたが、インペリアルブルー帯の張り替えは液晶ディスプレイの更新に合わせて実施済みのため、今回は行わない形となった。
また、同編成の運転開始に合わせて、8両編成で運転されている一部の各駅停車を2020年1月11日より10両編成に変更した。海老名検車区では、残りの3000形中間車2両が留置されており、2020年3月14日実施のダイヤ改正を目標にこの車両も10両編成へ増強されるものとみられる。