瀧井翔一(東京都)
最新のF20編成が博多へ向けてひた走る。
‘19.11.5 東海道新幹線 小田原
JR東海の最新G50編成が小田原駅へ進入。この数は、かつての100系新幹線G編成と同じで、N700系1000番代は残りG51編成の落成待ちである。
‘19.11.5 東海道新幹線 小田原
今年度の増備車では、15号車海側の喫煙ルームにある窓が消えている。
‘19.11.5 東海道新幹線 小田原
JR東海及びJR西日本では、N700系1000番代・4000番代の最終増備車グループの導入が進んでおり、2019年11月時点で1000番台はG50編成まで、4000番台がF20編成まで導入され、東海道・山陽新幹線での営業運転を始めている。なお、このうち、1000番代G50編成の16号車については、日本車輛豊川製作所で製造された新幹線車両の通算4000両目である。また今年度の増備車グループでは、15号車の海側にある喫煙ルームの窓が製造当初から設置されておらず、外見で見分けられる変更点の1つである。
なお、N700系については、2020年3月のダイヤ改正より923形ドクターイエローによる検測及び鳥飼車両基地~新大阪駅間の出入庫回送を除き、東海道新幹線区間における営業運転列車全てが全席禁煙のN700系16両編成で統一されることが決まっている。この東海道新幹線〈こだま〉号のうち、700系の運転で残る列車も12月に定期運用を終了し、以降はN700系の運転に変更されることから、残りは山陽新幹線内で完結する〈ひかり〉号の上下1往復のみとなる。