廣村典彦(兵庫県)
列車種別、行先表示は英文字がなく昭和時代を演出。
‘19.10.26 東二見工場
山陽電鉄は2019(令和元)年10月26日に「山陽鉄道フェスティバル2019」を東二見工場で開催した。会場では鉄道グッズ、部品の販売、車両工場見学、洗車体験、鉄道模型運転会、保線重機展示会、山陽バス展示会、台湾観光ブースの設置、沿線のグルメ販売、ステージイベントなどを実施。
電車グッズ販売では江ノ島電鉄が出店。車体のジャッキアップには3000系3642号を使用した。トラバーサーによる車体移動の実演では3000系3075号を乗せ、歴代のヘッドマークが展示された。人気の電車撮影会ではツートンカラー復刻塗装の3030号編成となんと保存車両の3000号アルミカー、日本初のアルミカー2012号を移動設置し、レトロな昭和時代の並びが実現。今回特記されるのは列車種別と行先表示を色々変更するなど、昨年までにはなかったフアンサービスが行われ、秋晴れの中、終日大勢の人で賑わった。