宮島昌之(石川県)
12号車(グランクラス)他、W7系の足元を間近に見学できる「車体床下見学」。
‘19.9.22 白山総合車両所
初開催の「新幹線車両綱引き」。子供達が力を合わせ大綱を引き先頭車輛を動かした。
‘19.9.22 白山総合車両所
保守用車展示では初めて「トンネル検査車(TK-4451)」が展示された。
‘19.9.22 白山総合車両所
2019(令和元)年9月22日、北陸新幹線の白山総合車両所にて一般向けの所内公開イベントが開かれ、多くの家族連れやレイル・ファンなどで賑わった。会場では全般検査入場中とみられるW7系W3編成が主に展示で使用され、3号車および4号車による「主要床下機器の解説」、5号車による「トラバーサ実演」、6号車~12号車(グランクラス)による「車両床下見学」などが行われた。
開催5回目となる今年は、先頭の1号車を使用した子供限定イベント「新幹線車両綱引き」(整理券配布)が初めて開催されたほか、保守用車展示では初めて「トンネル検査車(TK-4451)」が展示された。その一方、昨年まで実施されてきた台車振替装置などを使用しての「車体昇降実演」は今回実施されていない。
なお、当日は開場早々から雨が降り、強風の影響で午後から所内総合事務所屋上の公開を中止せざるを得なくなるなど、少なからず台風17号接近に伴う影響が出た形となった。