宮島昌之(石川県)
富山ライトレールはポートラムのTLR0606(青色)にラッピング。車輛の上部には日本財団の「海と日本PROJECT」ロゴマークが掲示されている。‘19.9.1 富山ライトレール 富山港線 インテック本社前~富山駅北
富山地方鉄道はセントラムのデ9001(白色)にラッピング。‘19.9.1 富山地方鉄道 富山市内軌道線(環状線) 電鉄富山駅・エスタ前~富山駅
富山市では、市内の路面電車2社(富山ライトレール・富山地方鉄道)で運行されているLRVの各1編成に、「海洋汚染ゴミ対策」を啓発するラッピングを施し、2019(令和元)年8月20日より運行を始めた。
これは富山市が今年3月に「海と日本PROJECT」を推進している日本財団と海洋汚染ゴミ対策で連携協定を結んだことを受け、市民レベルでの啓発を目的に共同で企画したもので、ラッピングは富山ライトレール富山港線(ポートラム)がTLR0606(青色)、富山地方鉄道富山市内軌道線(環状線セントラム)がデ9001(白色)に施されている。
デザインは富山大学の学生を対象に公募した作品の中から選ばれ、空き缶やレジ袋、ペットボトル、プラスチックの破片などを組み合わせて描かれた魚の鰤(ぶり)の絵や、「未来の海を守るのは、私たち。」のメッセージが記されている。
なお、地元地方紙各社報道によると、セントラムは9月10日まで、ポートラムは9月20日まで運行を予定しているとのこと。
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