松原政明(神奈川県)
十勝晴れの札内駅で交換待ちの停車。
‘19.8.25 根室本線 札内
復路は懐かしの急行幕で運行。国鉄時代からの駅名板が、国鉄色車両に華を添える。
‘19.8.25 根室本線 札内
8月25日、十勝・音更町にある、小さな鉄道博物館「十勝晴駅」(穂積規館長)の開業5周年を記念し、根室本線・帯広~厚内間で記念列車〈十勝晴号〉が運行された。車輌は国鉄時代を彷彿とさせる首都圏色(朱色5号)の釧路運輸車両所所属のキハ40 777を使用。当日はまさに十勝晴れの陽気の中、往路は信号所を含む、途中の全駅に停車しながら運行。池田駅では、名物ステーキ弁当などの立売りを模したイベントが催された。
また、折り返しの厚内駅では、JRの協力のもと、十勝晴駅秘蔵の稀少なサボ・愛称板を実際の車両に取り付ける撮影会が開催された。更に復路では急行幕を掲げ、普段は全特急列車が停まる池田駅を通過するなど、最後まで趣向が凝らした企画で、大いに盛り上がった。