藤原匡秀(東京都)
“ニーナ”が充当された4093レ。今改正からEF66形が同列車担当。ほぼ毎日、EF66が東北本線を昼間走行する。
‘19.6.5 東北本線 大宮
今年3月16日のダイヤ改正で、昨年のダイヤ改正で消滅した吹田機関区EF66形の東北本線運用が一往復のみだが復活、いずれもコンテナ列車の4093レ~4076レ(前者が東京(タ)~宇都宮(タ)間、後者が宇都宮(タ)~新座(タ)間、いずれも吹田機関区EF66のA35仕業)で宇都宮(タ)まで入線する運用である。これにより、ほぼ毎日、EF66形が東北本線を走行する姿が見られるようになったが、6月5日の4093レ~4076レには”ニーナ”ことEF66 27が充当された。改正後、同機がこの仕業に充当されたのは、4月16日・26日、5月15日に続き4度目となり、元号が「令和」となってからは2度目となる。特に4093レは、東京(タ)11:53~浜川崎12:14通過~新鶴見12:27着・42発~新座(タ)13:27着(ここで一部のコンテナ車の開放と連結を行う。また、後発の4091レ(岡山機関区EF210形牽引石油輸送列車)に抜かれる)・14:45発~大宮15:05通過~宇都宮(タ)16:09着で、全区間日中帯の運転である。この日も、同機を撮影しようと沿線などで多くの人がカメラを向けていた。
なお、この運用(A35仕業)は、昨年の西日本豪雨など災害の関係でEF66形が代走していた、改正前の岡山機関区EF210形の仕業(A2仕業のうち4093レ)と、吹田機関区EF210形の仕業(A149仕業のうち4076レ・2063レ・単1482レ)を、今改正で正式に吹田機関区EF66形の運用としたものである。