藤原匡秀(東京都)
今回の出場機輸送は、EF65「国鉄特急色」とEF64「国鉄色」の重連となった。
‘19.4.16 武蔵野線 西浦和
JR貨物では、愛知機関区所属のEF64 1034が全般検査を終えて、4月16日に大宮車両所を出場、大宮~東大宮(操)~大宮(操)~西浦和~府中本町~新鶴見(信)間の経路で新鶴見機関区まで回送された。牽引機は、新鶴見機関区所属のEF65 2070が全区間を担当した。
同機は塗装を「国鉄色」に戻して出場しており、また牽引機には「国鉄特急色」のEF65 2070が充当されたため、異形式ながら「国鉄特急色」と「国鉄色」の重連単機回送となった。この事例は、EF65とEF64の両形式がそれぞれ国鉄時代の塗装に戻されるようになってから初めてのことである。なお、出場機は新鶴見機関区到着後、定期貨物列車の牽引機関車次位に連結されて、所属基地まで無動力輸送される見込みである。