田部井毅大(東京都)
E353系の増備が続くなか、初の付属3輌編成のみの出場。
‘19.2.19 中央本線 中野
総合車両製作所横浜事業所で製造されたE353系S211編成が2月19日に出場し、神武寺~逗子間は新鶴見機関区所属のDE10 1662による牽引されたのち、試運転を兼ねて逗子から配置先の松本車両センターまで自力にて回送された。E353系の増備において、付属3輌編成単独で総合車両製作所横浜事業所から出場するのは今回が初めてである。
なお、今年3月16日のダイヤ改正では、中央本線の定期特急列車はE353系に置き換えられて〈スーパーあずさ〉の名称が廃止されることが発表されているほか、富士急行線内の特急では〈富士回遊〉として、また中央本線では朝夕の通勤時間帯に〈はちおうじ〉・〈おうめ〉の名称で運行される。そして、上り〈あずさ12号〉においては、松本~新宿間が最速の2時間23分で結ばれる予定である。