瀧井翔一(東京都)
春日部駅に進入する野田線用の11633編成。
‘19.2.4 東武鉄道 野田線 春日部
昨年1月22日以降、東武スカイツリーライン・伊勢崎線系統の運用に入らず、南栗橋車両管区春日部支所に長期間留置されて動向が注目されていた10030系11633編成だが、昨年9月下旬頃から同支所でデジタル無線搭載・電気連結器撤去・ロイヤルマルーンからフューチャーブルーとブライトグリーンへのラインカラー変更・「TOBU URBAN PARK LINE」のロゴ掲出などといった転用改造工事が施工され、今年1月29日に春日部支所から七光台支所へと回送、そして2月4日の春日部6:01発普通大宮行きより、約1年ぶりに野田線にて営業運転に復帰した。近年の野田線の車輌動向としては、2017年10月23日に8000系8160編成が車輌故障のため運用を離脱してそのまま休車となり、昨年4月23日の終電後に七光台から北館林まで、800系802編成を連結した9輌編成で廃車回送された。今回の転属は、8160編成の廃車に伴う補充・予備車確保が目的とみられる。なお、10030系の七光台支所への転属は、2013年10月の11636編成以来で、約5年ぶりの出来事となる。