藤原匡秀(東京都)
大宮車両所を出場して、大宮駅11番線から出発準備中のEF65 2096〔新〕。EF65 2093〔新〕が牽引。
‘18.10.29 東北本線 大宮
JR貨物では、新鶴見機関区所属のEF65 2096が全般検査を終え、「国鉄特急色」に塗装が変更されて10月29日に大宮車両所を出場した。配置区所までの牽引機は同区所属のEF65 2093で、大宮~東大宮(操)~大宮(操)~西浦和~新鶴見(信)間の全区間を担当した。
同機は、2015(平成27)年8月の台車検査(B1台検)実施後、しばらく稼動したものの休車状態となり、高崎機関区に留置されていたが、今回の全般検査施工で営業に復帰するものと見られる。現在、同機関区のEF65 2000番代は配置輌数36機中、稼動機は33機の休車が3機であるが、2096号機の復帰により、稼動機1輌が代わりに休車となる可能性もあり、今後の動向が注目される。
なお、同機の乗務員室には送風(冷風用)装置が取り付けられている。