瀧井翔一(東京都)
長津田への出発を待つDE10 1189ほか。
‘18.10.11 横浜線 八王子
カラーリングと車輌番号の標記がないsustina軽量ステンレス車体の6020系1輌。
‘18.10.11 横浜線 八王子
10月9日から11日にかけて、総合車両製作所新津事業所で製造された東急2020系2126編成と6020系1輌の甲種輸送が新津~新潟貨物ターミナル~高崎操車場~八王子~長津田間(JR信越本・上越・高崎・武蔵野・中央本・横浜線経由)で実施された。新津~新潟貨物ターミナル間はDE10 1729、新潟貨物ターミナル~高崎操車場間はEH200-24、高崎操車場~八王子間はEF65 2117、八王子~長津田間はDE10 1189がそれぞれ牽引した。
今回輸送された6020系1輌は、2018年冬より東急大井町線で開始予定の有料座席指定サービス車輌となる見込みで、シングルアーム式パンタグラフを2基搭載した電動車であり、ロングシート・クロスシートに転換できる座席構成となっていた。ただし、この時点ではsustina軽量ステンレス車体の銀一色の姿で登場しており、外観のカラーリングや車輌番号の標記がなされていない状態であったため、今後、既存の6020系へこの1輌を組み込む組成変更を実施して運用開始に向けて整備する際に、どのようなカラーリングを施すのかが注目される。
なお、同車は、今年10月6日に総合車両製作所新津事業所で開催された「レールフェスタ in にいつ 2018」の一般公開で、完成していた2127編成とともに展示されていた。