藤原匡秀(東京都)
夜の東能代駅に止まる485系3000番代中間車4輌。
‘18.10.8 奥羽本線 東能代 P:樋渡 響
大宮から郡山止まりの帰らぬ旅路を行く485系3000番代。
‘18.10.9 東北本線 大宮 P:藤原匡秀
10月8日から9日にかけて、盛岡車両センター配置で同センター青森派出所に留置されていた485系3000番代4輌が、青森~東能代~秋田~酒田~新津~宮内~高崎~大宮~田端(操)~馬橋~南流山~大宮(操)~郡山間の経路で、郡山総合車両センターまで配給輸送された。牽引機は、全区間で秋田車両センター所属のEF81 136が担当した。輸送の目的は、廃車のためと思われる。
今回輸送された車輌は、モハ485・484-3062・3047の4輌で、モハ485・484-3062がA1編成の4・5号車、モハ485・484-3047がA5編成の4・5号車である。ちなみにA1編成は、青森~函館間の特急〈白鳥〉の最終運行日となった2016年3月21日に運用され、その1ユニットのモハ485・484-3062が配給輸送されたこととなる。なお、同センターの485系3000番代はそれ以降に定期運用の設定がなく、残存していた車輌も廃車前提の配給輸送が行われたことから、残りの車輌も用途不要のためいずれ廃車されるものと思われる。