井上遼一(大阪府)
残り1編成となった、神戸本線用5000系8連。
‘18.9.5 阪急電鉄 神戸本線 王子公園
阪急電鉄では、1000系の相次ぐ増備に伴ない、神戸線用5000系の本線運用からの撤退や支線への転属が進められており、それに伴ない編成の短縮や一部車輌の廃車などが順次行われている。この結果、神戸本線に現在も残る8輌編成の5000系は、トップナンバーである5000編成の1編成を残すのみとなっており、また、神戸本線に残る最後の2ハンドル車となっている。
なお、阪急正雀工場には1000系増備車の1015編成が先日搬入され、現在は同工場において整備が行なわれている模様である。現在までのところ、神戸線と宝塚線のどちらの配属になるのかは不明だが、神戸線への配属となった場合、最後の5000系8輌編成であるトップナンバーの5000編成が支線へと転用され、置き換えられる可能性が高い。なお、5000系は、これまで今津線に順次転用されており、今津線の6輌編成の3000系を置き換えていたが、現在では今津線から6連の3000系はすでに引退していることから、5000編成については4連化されて伊丹線に転用され、同線に残る4連の3000系が置き換えられることが考えられる。