鶴井雅人(岩手県)
旧 新潟臨海鉄道を黒山に向かうSL〈やまぐち〉用の新造客車。‘17.6.1 黒山駅分岐新潟東港専用線 藤寄―黒山 P:鶴井雅人
新緑の白新線をゆく甲種輸送列車。‘17.6.1 白新線 黒山―豊栄 P:鶴井雅人
〈北斗星〉の牽引機であったEF510-501に牽かれ、快晴の鯨波海岸を行く。‘17.6.1 信越本線 鯨波―青海川 P:鶴井雅人
瀬戸内の穏やかな陽光を浴びて走る。‘17.6.2 山陽本線 由宇―大畠 P:鶴井雅人
EF66 33に牽引される「35系4000番代」。‘17.6.2 山陽本線 福川―戸田 P:星出昌宏
新潟トランシスにてSL〈やまぐち〉用に新造された客車5輌が、6月1日から2日にかけて黒山~新山口間で甲種輸送された。車体標記によると、輸送時の編成は機関車次位からオロテ35 4001+スハ35 4001+ナハ35 4001+オハ35 4001+スハテ35 4001であった。
また、牽引機は、黒山駅分岐新潟東港専用線~新潟貨物ターミナル間がDE10 1729(東新潟機関区所属)、新潟貨物ターミナル~吹田貨物ターミナル間がEF510-501(富山機関区所属)、吹田貨物ターミナル~新山口間がEF66 33(吹田機関区所属)であった。
この客車は、JR西日本による蒸機の動態保存を持続的なものにするため、そのさきがけであるSL〈やまぐち〉へ向けて新造されたものである。外観や内装は蒸機全盛期に使用されていたマイテ49、オハ35、オハ31を復刻するというコンセプトに基づいたデザインとしつつも、走行機器や車内設備には現代の車輌に使用されている技術を取り入れ、快適性の向上が図られている。
なお、この編成は今年9月にSL〈やまぐち〉へ投入される予定であり、5輌とも下関総合車両所新山口支所に配置されるものと思われる。
◆こちらも参照
●編集長敬白(過去記事):SL「やまぐち」号に新製”旧型客車”。
●最新鉄道情報(過去記事):SL〈やまぐち〉号に旧型客車を復刻した新製客車投入
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