松原政明(神奈川県)
いつもと違うカラーの電車に一瞬の注目が集まる。
‘16.5.22 台湾鉄路管理局西部幹線 汐科
京浜急行電鉄と友好鉄道協定を結んでいる台湾鉄路管理局は、相互誘客活動の一環として、EMU700形(編成はEMC701、以下8連)に京急の赤い車体をイメージしたラッピングを施して、5月12日から10月12日まで運転している。このラッピング列車は、主に西部幹線の宜蘭・基隆~台北~彰化間運用の区間車(普通電車)として運用されている。
台北や桃園などの主要駅では、レイル・ファンのみならず、利用客も盛んにカメラを向けるなど、早くも注目の的となっていた。
なお、台湾鉄路管理局と京浜急行電鉄の友好鉄道協定は2015年2月26日に締結されており、京浜急行電鉄では締結1年となった2016年2月26日より、台湾鉄路管理局で活躍する客車(普快車)をイメージしたラッピングを2100系2133編成”KEIKYU BLUE SKY TRAIN”(京急ブルースカイトレイン)に施して運行している。ちなみにこちらは、運行開始当初の予定では3月26日までとされていたが、6月初旬までの予定に変更となっている。