高橋孝一(群馬県)
デキ独特のモーター音を響かせ烏川橋梁を渡る〈2016ファンタジー号〉。
‘16.5.1 上信電鉄 佐野のわたし―根小屋
5月1日、上信電鉄は凸形電気機関車デキけん引による〈2016ファンタジー号〉を高崎~下仁田間で運転した。運転時刻は、高崎8:40発下仁田11:03着、下仁田12:29発高崎14:54着であった。電気機関車デキによる〈ファンタジー号〉は毎年恒例となっているが、今年の編成は往路の下仁田方からデキ3+デキ1+デハ252+クハ1301、復路の高崎方からデキ1+デキ3+クハ1301+デハ252であった。
この機関車は1924年にドイツのシーメンスシュッケルト社から購入され、わが国で最も古い電気機関車として活躍し、「上州のシーラカンス」と呼ばれている。