大下秀幸(山口県)
製造当時を彷彿とさせる装いに「傘寿」のヘッドマークを掲げて走るC57 1。
‘16.3.20 山口線 宮野―仁保
3月20日、山口線新山口~津和野を走る〈SLやまぐち号〉が、復活37年目となる2016年の運転を開始した。
牽引機のC57 1が3月22日に製造から80年を迎えたことから、「傘寿おめでとう」と記した記念のヘッドマークを装着し、煙突などの金帯を取り外し煙室扉のハンドルも黒色に仕立てられている。
今季は11月20日までの土日、祝日を中心に84日間の運転を計画されており、7月と8月の一部運転日は2年ぶりにC56 160との重連運転も予定されている。
なお、今季は通常のヘッドマークのほかに、春、夏、秋の季節ごと1種類の特別ヘッドマークが加わった計4種類のヘッドマークが用意される。