宮島昌之(石川県)
12日に運転された記念列車〈IRいしかわ鉄道開業1周年記念号〉(写真は復路)、日頃の感謝を表すヘッドマークが掲出された。。
‘16.3.12 IRいしかわ鉄道 津幡
排雪軌道モータカー(MCR-400形)や、軌道自転車の乗車体験が行われた。
‘16.3.12 IRいしかわ鉄道 津幡
IRいしかわ鉄道が2015年3月14日に開業してから1年が経過した。これを記念して2016年3月12日と13日の両日、同線の各駅で記念イベントが開催された(12日は金沢、東金沢、森本、津幡の3駅、13日は倶利伽羅の1駅)。
このうち12日には、521系IR02編成を使用した記念臨時列車〈IRいしかわ鉄道開業1周年記念号〉が金沢~津幡間で1往復運転され(別途往路の返却回送、復路の送り込み回送あり)、津幡駅周辺を中心としたウォーキングイベント「IRいしかわ鉄道開業1周年記念ウオークinつばた」の参加者などが乗車した。金沢駅では、この臨時列車の往路出発に先立ち、石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」や、加賀友禅の着物が艶やかな「加賀友禅大使」をゲストに迎えて出発式が執り行われた。
また同じ日の津幡駅では、鉄道体験イベントとして軌道保守業務を行う隣接の施設センターが公開され、新潟トランシス製でラッセルとロータリーが装着された軌道モータカー「MCR-400形」の運転室乗車体験や、軌道自転車の乗車体験、レール切断の実演や販売などが行われた。
他の駅でも、IRカラー521系の記念写真用顔出しパネル設置や、鉄道模型の実演展示、沿線の鉄道写真展示を始め、ステージイベント、餅つきなど、各駅それぞれ特色あるイベントが行われた。