近藤規夫(神奈川県)
往路の〈伊豆・箱根ものがたり〉。JR東日本管内の東海道本線で客車による列車が運転されるのは、2015年の〈EL&SLみなかみ〉以来となった。
‘16.3.12 東海道本線 国府津―鴨宮
復路の〈伊豆・箱根ものがたり〉、グリーン車のスロフ12 102が機関車次位に続いている。
‘16.3.13 東海道本線 国府津―二宮
3月12日から13日にかけて、全席指定席の急行列車〈伊豆・箱根ものがたり〉が横浜~伊東間で運転された。
初日の12日は横浜→伊東間、13日は伊東→横浜間の運転であった。客車には新潟車両センターに所属する〈SLばんえつ物語号〉用の12系7輌を使用され、牽引機には長岡車両センターに所属するEF64 1031が充当された。機関車には、背景のデザインが往復で異なる「伊豆箱根ものがたり」と書かれたヘッドマークが掲出された。
なお、同客車が東海道本線で営業運転されるのは、2012年3月に東京~熱海間で運転された急行〈いず物語〉以来のことで、2014年のリニューアル改造後は初めての入線となった。また、12日は伊豆急でんしゃまつりに合わせた〈お座敷プラレール号〉が、高崎車両センター所属の485系”華”を用いて横浜~伊豆高原間で運行された。