橋本 淳(滋賀県)
回送列車として大分車両センターから豊後森へ向かう。‘16.2.21 久大本線 南由布―由布院 P:増田圭介
「高原列車 アーチ橋の旅 キハ66.67形」と描かれたオリジナルヘッドマークを掲出するキハ67 110。‘16.2.21 久大本線 筑後吉井(敷地外から撮影) P:橋本 淳
2月20日から21日にかけて、九州鉄道記念館・JR九州企画の団体専用列車〈「国鉄色66・67」系で行く旧豊後森機関庫・旧宮原線を訪ねる旅2日間〉が門司港~豊後森間で1往復運転された。車輌は豊後森方からキハ66 110+キハ67 110(JR九州佐世保車両センター所属)が使用された。
運転経路は、20日が門司港→(鹿児島本線)→小倉→(日豊本線)→城野→(日田彦山線)→夜明→(久大本線)→豊後森→(久大本線)→大分→(日豊本線)→大分車両センター(客扱いは門司港→豊後森間)で、21日が大分車両センター→(日豊本線)→大分→(久大本線)→豊後森→(久大本線)→久留米→(鹿児島本線)→原田→(筑豊本線)→折尾(黒崎)→(鹿児島本線)→門司港(客扱いは豊後森→門司港間)であった。
このツアーでは数多くのイベントが実施され、記念乗車証の配布、九州鉄道記念館副館長による車内で沿線の案内、並びに鉄道部品の車内販売が行われた。また、駅停車中にヘッドマークを掲出して写真撮影の時間を設けるなどといったもので、「ひこさん」、「九十九島」、「高原列車 アーチ橋の旅 キハ66.67形」など数種類のヘッドマークが交互に掲出された。なお、走行中は掲出されなかった。20日の豊後森到着後は、豊後森機関庫および旧宮原線の見学が実施された。
また同列車の運転に伴う回送は、送り込みが19日に佐世保車両センター~門司港間で、返却が21日の夕方から夜にかけて門司港~佐世保車両センター間で行われている。
事業者別
月別アーカイブ