宮島昌之(石川県)
雲一つなくハッキリ見える立山連邦を背に停車中の、貸切”べるもんた”。(開いている踏切から安全を確認して撮影)
‘16.2.18 氷見線 雨晴
城端線と氷見線で昨年秋より運行されている観光快速列車”ベル・モンターニュ・エ・メール”(以下”べるもんた”)の車輌を使用した団体臨時列車が、2月18日に高岡~氷見間で運転された。
これは、阪急交通社が同車輌をチャーターし、関西出発で富山県と石川県を巡るツアーの一部として実施されたものである。同社ウェブサイトでのツアー募集ページによると、〈べるもんた〉の1号、2号、3号をそれぞれ利用したコースが設定されていたことから、同車は高岡~氷見間を2往復(3号からの返却回送も含む)運転したものと思われる。写真を撮影した3号では、所定では毎週土曜日に運転される「Aパターン」の時刻に沿って運転されていた。また3号の車内には寿司職人の姿もあったことから、所定運行と同様、握りたての寿司が提供された模様である。当日は北陸の冬らしい天気とは一転して、午前中から晴れ渡り富山湾の奥にそびえる立山連邦も大きくハッキリ見え、団体利用客には最高の想い出となったようである。