井上遼一(大阪府)
6000系の試運転。この日は往復とも前面のLED表示器に「回送」と表示されていた。
‘16.2.17 山陽電気鉄道本線 大塩
今春から運行を開始する山陽電気鉄道の新型車輌、6000系の試運転が2月17日より日中に行われている。初日となった2月17日には、2編成導入されたうちのトップナンバー編成となる6000編成(神戸方から6000+6300+6100)を使用した試運転列車が、午前中に東二見―飾磨間を1往復し、乗務員のハンドル訓練や車輌の性能確認、勾配起動訓練などが行なわれた模様である。今後も、今春のデビューに向けて、試運転が繰り返し行なわれるものと思われる。6000系は川崎重工業兵庫工場で製造され、2015年11月末に山陽電気鉄道東二見車庫へ搬入、今までは夜間に試運転を行っていた。