井上遼一(大阪府)
試運転を兼ねて広島へ回送される227系A39編成とA40編成。
‘16.1.27 山陽本線 垂水
1月27日、川崎重工で製造された227系A39編成とA40編成が、下関方から、A39編成(クモハ226-39+モハ226-39+クモハ227-39の3連)+A40編成(クモハ226-40+モハ226-40+クモハ227-40の3連)の計6連の組成で出場し、川崎重工→兵庫→神戸貨物ターミナルまで岡山機関区所属DE10 1192による牽引で甲種輸送された。その後、神戸貨物ターミナルから所属先の広島まで、試運転を兼ねて回送された。これで227系のうち、3連のA編成は40本となった。なお、2016年3月26日のダイヤ改正で、227系は山陽本線福山~糸崎間および由宇~徳山間での営業運転が開始されるほか、山陽本線三原~岩国間および可部線・呉線では、平日昼間時間帯の運用ならびに土休日運転の快速〈シティライナー〉を227系で統一する予定(土休日日中の各駅停車は旧型車輌での運用あり)であることから、現在、227系の増備が急ピッチで進められている。