宮島昌之(石川県)
床面がせり上がる台車振替装置による「車体昇降実演」。
‘15.9.27 北陸新幹線 白山総合車両所
「車両床下見学」。製造後間もない新車、W11編成を間近に見学できる貴重な機会になった。
‘15.9.27 北陸新幹線 白山総合車両所
「トラバーサー実演」。この装置とは別のトラバーサーは会場の入場ゲートとして使用された。
‘15.9.27 北陸新幹線 白山総合車両所
9月27日(日)、北陸新幹線の車輌基地である白山総合車両所で、一般向け所内公開イベントが開催され、多くの家族連れやレイル・ファンなどで賑わった。
同所の一般向け公開は、金沢延伸開業前の今年1月に、立地している石川県白山市の市民を対象に行って以来で、特に入場の資格を設けない公開は今回が初めてとなる。建屋内では、W7系W4編成の先頭車を使用した「車体昇降実演」や、同W11編成による「車両床下見学」、除雪作業車の乗車体験などが行われた。屋外では、同W4編成の中間車を使用した「トラバーサー実演」や、高速確認車および架線保守車の展示、所内を一望できる総合事務所ビル屋上も開放された。この他、ミニ新幹線や軌道自転車の乗車体験、先頭車輌を背景に制服を着て写真を撮るコーナーやスタンプラリーなど、親子で楽しめるイベントも行われた。