185系

鉄道投稿情報局

【のと鉄道】〈能登地酒列車〉運転

その他私鉄 2015.09.09
宮島昌之(石川県)
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「SAKE MARCHE」公式ロゴを使用したオリジナルヘッドマークが掲出された。
‘15.9.5 のと鉄道 七尾線 能登中島―笠師保
 9月5日(土)、のと鉄道七尾線穴水→七尾間で、石川県能登地方を代表する日本酒の蔵元の見学や試飲ができる臨時列車〈能登地酒列車〉が運転された。これは、10月24日(土)より開催予定の「石川の地酒と美食の祭典、SAKE MARCHE(サケマルシェ)」のプレイベントとして企画されたものである。車輌はNT200形で唯一ラッピングがなされていないNT212が使用され、オリジナルヘッドマークが準備された。

 この日参加者は、七尾からバスで珠洲市の蔵元「宗玄酒造」へ移動して蔵を見学、その後再びバスで穴水へ移動して〈能登地酒列車〉に乗車した。車内では宴が催され、11の蔵元より提供された地酒の飲み比べを楽しんだもようだ。途中の能登中島では、七尾駅からの観光列車〈のと里山里海5号(ほろよいプラン設定便)〉が停車中で、おいしい地酒を味わえる列車同士が行き違う、大変珍しい光景がみられた。

 なお、この日参加者が訪れた「宗玄酒造」は、のと鉄道(旧)能登線の恋路駅舎や隣接するトンネルといった周辺の廃線跡地を取得管理し2013年春に整備した「奥のとトロッコ鉄道」を運営している「のと線遺産活用倶楽部」のメンバーであるほか、同蔵で仕込まれた純米酒が北陸新幹線のグランクラスでドリンクとして提供されるなど、鉄道に縁の深い酒蔵として知られている。

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