橋本 淳(滋賀県)
大勢のファンを乗せて日野駅を発車するモハ226。
‘15.5.31 近江鉄道水口・蒲生野線 日野
今年3月13日に定期運用を終了した近江鉄道220形が、5月末をもって旅客運用を終了することを記念して、5月31日(日)に220形モハ226による〈メモリアル列車〉が彦根~近江八幡~貴生川~米原~多賀大社前~彦根の経路で運転された。
220形に乗車できる最後のチャンスという事もあり、〈メモリアル列車〉には約150人もの大勢のファンが別れを惜しんで乗車し、朝方から夕方にかけて旅客運用最後の走行を楽しんだ。ちなみに同車には「220 Last Run 2015.5.31」と書かれたヘッドマークが掲出された。
また、運転終了後は近江鉄道ミュージアム特設会場にて、メモリアル列車記念ヘッドマーク、当日使用の仕業表の入札販売、モハ226の吊り革、握り棒の販売が実施された。
なお5月31日をもって貸切列車や臨時列車などの旅客運用は終了するものの、今後も工事臨時列車の牽引や、彦根工場での車両の入れ換え等でしばらくの間は活躍するものと思われる。