宮島昌之(石川県)
古き日本家屋を思わせる白壁が印象的な駅舎。
‘15.2.28 のと鉄道七尾線 穴水
駅舎に併設された穴水町観光物産施設「四季彩々」と御手洗い。
‘15.2.28 のと鉄道七尾線 穴水
のと鉄道の本社がある駅で、奥能登地域への玄関口でもある穴水駅の駅舎が改修された。これは北陸新幹線金沢開業を見据え、駅舎の隣に新設された穴水町観光物産施設「四季彩々」の建設工事に並行して、昨年秋頃より進めていたもの。外壁は以前のタイル柄から、「漆喰」をイメージしたとみられる白壁が印象的で、「四季彩々」の建物と調和するようデザインされている。また、待合室と「四季彩々」の建物の間に通路を設けたほか、ホームでは雨除け屋根を支える骨組みが綺麗に塗り直され、跨線橋の外壁や窓サッシも更新された。さらに駅前広場や駐車場も再整備されている。なお、「四季彩々」は3月1日に竣工オープンを迎え、能登の名産品や御土産販売、観光情報の発信、軽食コーナーなどがあり、穴水駅はこれまでの単なる玄関口だけでなく、能登地域を代表する観光拠点(資源)のひとつに進化している。