宮島昌之(石川県)
NT201で運転された野球教室列車。‘14.8.21 のと鉄道七尾線 笠師保―能登中島
定期列車に戻った同編成にNT213が加わり3輌編成で運転された。‘14.8.21 のと鉄道七尾線 笠師保―能登中島
のと鉄道七尾線では8月21日、沿線の少年野球チームの子供達を対象に、野球教室列車”積水ハウス・ドリームトレイン”が運転された。運転区間は田鶴浜~穴水(折り返し)~能登中島間(別途送り込みと返却回送あり)で、プロ野球独立リーグ「BCリーグ」の地元球団「石川ミリオンスターズ」の選手達を講師に招き、車内での交流を経て能登中島駅隣の七尾市中島野球場でベースボールクリニックが行われた。
車輌は穴水方よりNT201(”花咲くいろは”ラッピング)+NT212が使用され、前面表示機には「団体」と表示されていた。同編成は、その後定期列車に戻り140Dと141Dに充当されたが、別の団体利用が重なったためか、さらにNT213(”のとりあーな”ラッピング)が加わり、同線ではめったに実施されない3輌編成の運行も行われた。
NT201(”花咲くいろは”ラッピング)は10月13日(月・祝)でラッピングを終了する予定であることから、両列車とも貴重な光景となった。なお、同列車に使用されたNT212(原色)は既報の通り、全般検査が長期にわたり実施が遅れていたが、先月の7月までに無事完了した。これで全ての車輌が初めてとなる「全般検査」を終えたことになる。
関連記事:【のと鉄道】NT212(原色)の現況
事業者別
月別アーカイブ