田中瑛三(岡山県)
国鉄時代から続く伝統の2色がコンビを組む。
‘14.8.13 山陽本線 中庄―庭瀬
8月13日、山陽本線の1736M(糸崎発岡山行)が岡山電車区所属で湘南色を纏うD-26編成と下関総合車両所運用検修センター所属で瀬戸内色を纏うC-41編成の併結で運転された。近年、岡山支社所属の115系と広島支社所属の115系の併結運用は数運用あるものの、それらはいずれも岡山電車区の車輌と下関総合車両所広島支所の車輌の併結に限られている。従って、残り2本のみとなっている瀬戸内色の所属する下関運用検修センターの車輌が代走等で広島支所の運用に入らない限り今回の組み合わせは原則実現しない。また、岡山電車区で3連を組む115系D編成のうち湘南色は残り3本(うち1本は重要部検査中)まで数を減らしており、今回の組み合わせは大変貴重となった。さらに、今回は湘南色で唯一先月に転落防止幌の取り付けられたばかりのD-26編成となり、転落防止幌付きの湘南色と瀬戸内色の組み合わせは初めてのことと思われる。